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  • 執筆者の写真ミズコウアキヒコ

アルファ147 TS 1.6L 5MT 極上車 鞆の浦へ行く



昨日の事になりますが、所要があり広島県福山市にある鞆の浦へ行きました。


ちょうど、この車両の事前点検整備の為に燃料系統のスラッジ・カーボン除去を目的としてNUTECの NC-220と、エンジン内部のオイル系統のスラッジ・カーボン除去を目的としてNC-910を入れてあるので、その洗浄効果を上げる為に、高速道路での走行をしたいと思っていたので、渡りに船で向いました。



が、天気は悪いは、風は強いわ、工事だらけで映える写真が撮れないわでがっかりしてる所へお約束の時間より早くお仕事が終わったとの事で、お約束の人物と合流しました。


この画像の前後のギリギリまで、工事の養生シートが見えるので、苦渋のアングル(笑)


この鞆の浦と言う場所は、ワタシもセミナー開催などでよく訪れる場所で、様々な人物とのゆかりのあるステキな場所なのです。


岡山市内からも、高速に乗って1時間半くらいで着くので、ちょっとしたドライブに最適。


行きも帰りもホントに気持ちの良いエンジンフィールと共に、快適に走りました。


中でも、追い越しの時などのシフトダウンの時のサウンドやフィーリングが、本当にワクワクする感じで、まさに名機ツインスパークエンジンの面目躍如と言ったところです。



そして、この1600ccのツインスパークエンジンは、その性能を余す事なく味わえる逸材。


言い方は悪いんですが、踏んでも踏んでも速く走らないので(笑)思い切りアクセルを踏んで、思い切りエンジンをブン回す事が出来るのです。


ポルシェとかなら、アクセル全開にすると、速く走り過ぎて怖いじゃないですか(爆)


それが無いゆえに、エンジンの性能を全部使い切れるワケです。



ただ、後期型の怖い顔じゃないので、前のクルマに追いついても、誰も避けない(苦笑)


まあでも、車高調の性能と相まって、本当に安定した高速走行が出来るのを確認しました。


ただ、まだ車高調を組んで、簡単な調整をしただけで、成約後の納車点検時に4輪アライメントをキチンと取るので、路面の悪い所では、多少ガタガタしてしまいますが、アライメントを取れば解決するはずです。



次のオーナーの好みに合わせた車高の高さにしてから、キチンと調整をしますのでね。


現在は、街中で殆ど気遣い無く乗れる車高で、前から車輪止めにツッコんでもフロントバンパーやエンジン下部を擦ったりはしない程度です↑


このまま乗り始めて、ご自身の生活状況に合わせて、後から調整していただくのも、楽しみにが増えて良いかも知れません。


ただ、アルファロメオは、このレーシングカーのような造りのツインカムエンジンを、これまたレーシングカーのように、非常に下の方に搭載しておりますので、思ってるよりエンジンの下のスペースがありませんので、ご注意くださいね。



でね、気持ちよく岡山市内まで戻って来て、ふと燃料計を見るとずいぶん減ってる・・・。


街中でも燃費は10kmを切らず、高速走行なら15kmくらいは走るはずなのに、幾らブン回した(洗浄剤入れてるので6000rpmまで)とは言え燃費悪すぎないか?って思ったら、原因が判りました・・・。


水温が80℃を切っているんです。


通常は90℃でピタッと安定してますが、高速走行などでエンジンを駆使した時に、ラジエターファンが作動して調整をします。


その時に、水温をセンサーして、弁を開けたり閉めたりして、ラジエター液の循環を調整する役目の部品がサーモスタットと言う部位です。


経験上、恐らくこの水温は、そいつが悪くなったせいだと思います。


水温が低いままだと、エンジンが温まっていないと判断し、インジェクターから濃い燃料を送る羽目になり、非常に燃費が悪くなるのです。


まあ、それ以外は、各機関に悪影響を与える事はありませんが、納車点検の際には、このサーモスタットと、念の為にラジエターホース上下も交換が決定しました(苦笑)


オイルやクーラント(ラジエター液)と言う、圧の掛かるモノは、一部を新しくした場合、古くなって弱って来ている部位に負担が掛かり、そこから漏れたりする恐れがあります。


年式から言うと、かなり経年劣化しているはずなので、ホース全数と、ホースバンドも、かしめるタイプの純正は、増し締めが出来ないので、国産かドイツ製のモノに全数交換です。


奇跡のコンディションをさらに完全整備でのお渡しと言うお約束なので、オイルやクーラントの漏れも未然に防ぐ予防整備をして、安心してコストが掛からないようにします。



当社から納車された車両が、同車種のオーナーたちや、同業他社から「ここまでしてあるのか?!」と驚かれるのは、これがあるからこそ。


ただ単に希少だから、走行が少ないから、キレイだからで売価が高いワケじゃありません。


乗り始めてから、お客様に安心して、コストや故障の不安も無く、気持ちよく乗ってもらう為に、予防整備を含めて、替えるべき部品を上質な部品をチョイスして替えて、するべき作業をして、さらに本来の性能を発揮、いやそれを上回るような仕上げ作業をしてから、全国へ納車されて行くのです。


当社から納車される車両は、ヤフオクで現状渡しで個人売買で買った車両は言わずもがな、普通の中古車販売店のとも違いますし、イタリア車専門店を名乗る同業他社とも違います。


それらの車両とは、ぜんぜん次元の違うクオリティで、アナタの元に行きます。



ボディーのあちらこちらに傷があり、内装もヤレて、天井は垂れて来て、スイッチ類やドアハンドルは溶けてベタベタ(苦笑)


それにイライラしながら、さらに整備もしてない不安を抱え、故障した時のお金の心配をしながら、アルファロメオに乗りますか?


それとも、丁寧に乗られていた、慣らしが終わったエンジンを、NUTECの高品質な油脂類と溶剤で、さらに性能をアップし、様々な部位を点検整備してある、納車されてすぐに、気持ちよくエンジンを高回転まで回し、新品の車高調と足回りを強化ブッシュ類で固めた上質な乗り心地を、思う存分に堪能出来るアルファロメオに乗りますか?


数年乗ったら、修理整備代の出費の合計額や、精神的なストレスを考えたら、経験上、確実に個人売買で買うのはかえって高い出費になりますし、普通の車検整備だけの中古車販売店のクルマでも、車検が通る範囲の整備しかしませんので、消耗部品を始め、次から次へとお金が掛かりますよ(苦笑)


どちらがクレバーな選択なのかは、明らかではありませんか?


過去に、何人もそれで後悔した人を観ているので、長年イタリア車を売ってるワタシからの10年以上経ったイタリア車の、本当に楽しめる乗り始め方のご提案です。


買ってくれた人にしか判りませんけどね(苦笑)


まあ、それでも言う事訊かずに、ヤフオクや専門知識のない中古車屋さん、また名ばかりの専門店で買うと言う冒険も、中古車の醍醐味でもあります。


ワタシも車屋になる前は、それで苦しみましたので(涙)


1人でも多くの方が、アルファロメオとの生活を楽しめるようにするのがうちの矜持です。



2004年式 ALFA 147 1.6L TS 5MT 車両本体価格:1,380,000-


車検:令和3年4月27日 走行距離:33000km (乗ってますので多少変わります)


+上記の車両本体価格は、内外装及び機関整備仕上げ済みでのお値段ですので、例えば塗装は現車を観て自分で判断し知り合いに安くしてもらうとか、車検は、後で実費でされるとか、そこまでしなくても良い場合にはお話し合いの上でお値引きしますのでご相談くださいね。


+また業者様でも、まだしてない作業を自社でされるなら業販は可能です、ご相談下さい。

+納車点検の際にバッテリー等の消耗部品をはじめ、エアフィルターやACフィルター等も純正相当品で交換予定ですが、社外品などに換装希望の場合はお申し出下さい。またオーディオやNAVIやドライブレコーダー等の取り付けもお申し付けください。


+車検残が2021年4月下旬までありますので、その間は試運転をしています。3月下旬からは継続検査が受けられるので、納車点検と車検満タンで乗り出すのがおススメです。


その他ブログに車両の状態などと併せて追記します。

このモデルに関するインプレッションを集めてみました。ご参考までに。


+ツインスパークエンジンとは?




+アルファ147 1.6L TS インプレッション










車両本体価格以外に必要な経費


各種諸費用と、消費税・自動車税の月割り分・自賠責保険料の月割り分・リサイクル費用・陸送費用(ご希望であれば)車庫証明費用(ご自身ないしは地元の行政書士に依頼するほうがお得です)名義変更費用(ご希望であれば)など、ご希望の内容により変わりますので、気になる方はお早めにお問い合わせくださいね。


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